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![]() 道。
マップを見ると、道の横の塀が「黒幕ニンジャ」の屋敷の塀であることがわかる。 MISSION 4-1でちらっとその姿を見せた、自分の骨を飛ばして攻撃してくる幽霊のような敵が、ここでは頻繁に現れる。 また、緑や青の忍者も多く出現し、落とし穴もところどころに見られる。 最終MISSIONのステージだけあって、一筋縄ではいかない。 BGMは「雨」。 |
![]() 敵の屋敷の庭。竹やぶ。
BGMは「風」。 これほどこの曲が似合うステージはない。 まるで竹やぶを吹き抜ける風を肌で感じるかのごとしだ。 今までは地面から飛び上がって落下しながら切りかかってくるだけだった青い忍者が、このステージでは空から一直線に攻撃してくる。 この特殊な青忍者がいるのはこのステージだけ。 軌道を瞬時に判断してうまくかわすべし。 手裏剣を青忍者の背中に当てれば撃ち落とすことも可能だ。 やはり難易度は高いので、まずはどこで何が出て来るのか覚えることが肝心。 |
![]() 敵の屋敷の中。
一階と二階を行き来しつつ、画面を右へ右へと進む。 特筆すべきは最終ステージに及んで初登場の六尺棒を持った坊さん。 強い。 動きは速いし、手裏剣も防御する。 しかしある動きをさせると一瞬の隙ができるので、そこに手裏剣を撃ち込んで倒す。 二人の坊さんが同時に襲ってくる場面では、自信のある人以外は迷わず忍術を使った方がいいだろう。 PCエンジン版ではこの坊さんがなぜか白い忍者に変更されててかなり興ざめだった。 |
![]() ![]() ![]() 畳の間。
いよいよ黒幕ニンジャとの一騎打ちだ。 この敵は今まで自分が使ってきた「稲妻」「竜巻」「分身」といった忍術をすべて使ってくる。 そしてその三パターンの攻撃をすべて打ち破られると、最後は素手で襲いかかってくる。 最後の肉弾戦はとにかく動きが速い。 敵はまわりをピョンピョン飛び跳ねているが、突然目の前に走って来て突きや蹴りを放つ。 いっときも気を抜かず、戦いに集中せねばならない。 敵が近づいて来たらすぐに距離をおき、一瞬の隙を見せた時に手裏剣を放ち攻撃する。 コツさえつかめば確実に倒せるので、じっくり攻略しよう。 ちなみにこの「MASKED NINJA」は、続編の「The Super 忍」でもラスボスとして現れ、その次の「The Super 忍 II」でもラストのひとつ手前のステージのボスとして現れる。 いったい何回倒されたら気がすむの?って感じだが、新作に現れるたびに多彩な攻撃を身につけてくるので、それはそれで楽しめて、まあいい。 |
![]() 派手さはない。
影のように渋いスタッフロールでゲーム終了。 このゲームの雰囲気に合ってて私は好きだ。 MASKED NINJAは実は主人公ジョーの忍術の師匠で、忍者が重要な役割を担っていた封建時代を再現する考えにとりつかれてテロリスト組織を作ったという意の英語の文章が流れる。 Shinobiシリーズはこの後、 Shadow Dancer 影の舞(アーケード、1989年) The Super 忍(MD、1989年) Shadow Dancer 影の舞(MD、1990年) The GG忍(ゲームギア、1991年) The GG忍II(ゲームギア、1992年) The Super 忍 II(MD、1993年) 新・忍伝(SS、1995年) 忍 Shinobi(PS2、2002年) 忍 Kunoichi(PS2、2003年) Shinobi 3D(ニンテンドー3DS、2011年) と続いていく。 |