骨董市をタンノウすると、あたりはすっかり夜だった。
なんだかこんなに楽しんだのは久しぶりという気がした。何をするでもなく、ただ外に出るというのも気持ちのいいものだ。
最近忙しくてこの気持ちよさを忘れていた。 |
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ふと池の向こう側を見てみた。

ウットリ |
さっき写真にとったたてものがうす暗い夜景に赤く浮かび上がっている。
さっきはあそこにいたんだな、とか思いながらしみじみと見つめた。 |
不忍池を一周するころ、くじ引き屋が現れた。
景品の中に並ぶ「遊戯王」グッズに目がくらんだらしいうばすて山は、くじ引きに挑戦。
携帯電話で誰かと話しながらお金を受け取るフトドキな店員の前でくじを開けると、ハズレだった。 |
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腹がへった。
マックへ入った。
庵主以外の3人がハンバーガーを望んでいたかどうかはサダカでない。
しかし庵主の、
「ハンバーガーのある小料理屋はないか。」
というセリフがその後の4人の進路に深く影響してしまったようだ。
なんてこった。
3階の窓際の席だった。
窓に貼られた「ハンバーガー」の「ハ」の字をはがそうとする悪い4人であった。
マックを出た後、帰るためにまた公園の中を通り抜けた。
庵主の悪いクセが始まった。食べた直後なのに、
「腹へった。」
を連発。結局一人で出店の焼そばを買って食べるのであった。
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大盛りにしてくれた |
暗い夜の公園。花見の人の数はいまだ多い。
ござの上で語らい酒を飲む人々の間を、われわれは歩いて行った。
1月にひとりだけ遠くへ引っ越してしまったdieは上野駅でみんなと別れることに。
champ・うばすて山・庵主リンケンの3人は山手線で聖地コマゴメまで帰ってきた。
山手線を降りてから地元の古本屋へ。
結構時間をつぶした。
3人ともそれぞれ何やら買ったようだ。
帰りに味噌汁の缶ジュース(?)なども自販機で発見して撮影した。 |

きみの町にはあるか? |

人んちで寝るchamp |
再び集合場所だった友人の家へ。
買った本・マンガを読みふける3人。
うばすて山が自分の店に貼るポスターを作り始めた。
絵を描く仕事がありそうだったので庵主はムリヤリ手伝わせてもらった。
champは周りの苦情もナンノソノいつものごとく本の朗読などしていたが、今日は疲れていたのか、いつの間にやら眠ってしまった。
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「絵を描く仕事は私にやらせないと損ですぜ。」
と偉そうなことを言ってたわりに、数か所ミスった上に時間がかかりすぎの庵主だった。
二人のキャラを描いたのだが、一人目のペン入れが終わったところで夜明けだった。
下ガキだけのもう一人のキャラも完成させたかったが、さすがにうばずて山も眠らねばならないので、champをたたき起こして友人の家を後にした。
楽しい一日だったが、描きかけの絵をそのままにしてきたのだけが、今でも心残りだ。
みなさんお疲れ! |

色も塗りたかった |
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