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2006年12月 | ![]() |
鏡は横にひび割れて 2006-12-01 23:25:28
なにやら遅くなったので会社から。
今日は弊社の机をもちいて「テトリス」をした。
私の席は微妙に会社の奥の方へ移動し、しかもまわりがすっきりしたので、来週からまた新鮮な気持ちで仕事を始められるだろう。
お昼は久しぶりに会社のそばの洋風カレー。
深い深い事情があり、弊社S代表はお留守番。
今日は会社でいろんな人から私の過去の日記についての質問をされた。
・・・Zさんも反省するそうだ。
はしょりすぎて意味不明だが、夜も更けたので、このへんで。
ボーっと道を歩いているとカーディガンズの"Carnival"が頭の中で流れ始めるような晩秋。
今日が発売日のWii(*1)の様子を見に行きたいという奥さんのリクエストと、新しい炊飯器を買うというミッションのために、ふたりで池袋へ出かけた。
十二月だというのに外の空気にはまったく寒さが感じられなかった。
家を出てしばらくすると正午になったので、先にお昼を駒込で食べた。
池袋。
プレーステーション3の発売日と同じように電気屋には、Wiiが完売し、次回入荷の予定は未定という内容の告知がされていた。
(特に欲しいソフトもないのでわが家での購入予定も今はない。)
ぶらぶらとその辺をさまよう。
UFOキャッチャーの中のチェック柄のグルーミー(*2)のぬいぐるみに奥さんが目をキラキラさせていたので、久しぶりにクレーンゲームで本気を出した。
店員さんに位置を変えてもらい、一度に数ミリずつ動かして、なんとか落下成功。
やはりクレーンゲームも長い間やらないと腕が落ちるらしい。
交差店のそばで風が吹き、木から大量に舞い落ちる落ち葉を見た。
すぐに「影丸を風上にまわすと・・・」と発言してしまう私はワンパターンだと、われながら思った。
星だらけのお店でデザートを食べ、「カジノ・ロワイヤル」のチケットを買い、予定どおり炊飯器を買って、いったん帰宅。
晩ご飯は奥さんの発案で、となり町にある回転寿司屋にトライしてみた。
というわけでまた外出。
帰ってから万歩計を見て、今日は16000歩以上歩いたことを知った。(*3)
ときに、日本の幽霊はなんで蟷螂拳のかまえをしているのかわからない。
「気をつけ」の姿勢でいいのではないだろうか。
*1. Wii
ゲーム機。
コントローラーを吹き矢のように持ってかまえ、テレビ画面を狙って吹く(こともある)。
*2. グルーミー
凶暴なクマのキャラクター。
ツメや口もとが血だらけの状態のものもよく見かける。
自然を甘く見てはいけないということらしい。
*3. 平日の平均は5000歩弱。
今月一日から公開中の映画「007 カジノ・ロワイヤル」。
日曜日なのに平日並みの早起きをして、奥さんと朝一番の回を見てきた。
上映開始一時間前の9時ごろに池袋の劇場に到着したが、すでにエレベーターの前で待っている人がちらほらいた。
30分前に劇場が開き、中に入ってみると、左右のど真ん中で、真ん中よりちょっと後ろという最高の席に座ることができた。
そして、映画開始。
問題の新ジェームズ・ボンドは・・・最高だった!
今回のボンド役のダニエル・クレイグは今までのボンド役のイメージからあまりにかけ離れているため、一部のファンによるボイコット騒動まであったようだが、この映画の出来を見たらもはや何も言うことはないに違いない。
今までの007シリーズは半分も見ていない奥さんも、過去の全作品を複数回ずつ見ている私も、見終わったあとにひとこと「おもしろかった!」と言ってしまう映画だった。
展開のテンポのよさも、アクションも、ストーリーの濃さも、すべて二重マル。
過去の全作品で一貫されていたオープニングの「例のシーン」も新しい工夫がされていたし、終わり方も今までとは一味違っていた。
さらには、おなじみのハイテク兵器も出てこなかったし、ボンドはいつものジョークを言わない。
私にとってはかなり新鮮な007映画でもあった。
次回作がどうなるのかも、非常に楽しみだ。
**
映画のあと、昼食に池袋でカレーを食べ、しばらくぶらぶらし、駒込まで歩いて帰宅。
早起きしたせいか、奥さんは昼寝を開始。
私もいつの間にか眠っていた。
夕食後は池袋から帰る途中に買ってきたケーキを食べる。
ちょうどそのときテレビでやっていた「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」を見ながら。
by : ファイナルレター 2006-12-05 20:29:15
デスクトップに薄めのパール本が!
素敵な配置です。
by : Rinken 2006-12-06 14:42:03
そっちですか・・・。
(偶然写っていたもので、わざとではありません。)
おとといの日記であんなことを書いたら、今日は本当に会社でカーディガンズの"Carnival"がかかっていた。
秋だ。
秋なので、今日は帰宅途中、特にスピードを出して疾走した。
もちろん後方の自転車に抜かれることもなかった。
思いっきり走って帰宅し、すぐに奥さんが用意してくれた晩ご飯を食べたら、ちょっとお腹が痛くなった。
食後すぐに運動するなとよく言われるが、運動後すぐに食事するのもよくないらしい。
35年も生きてきて、やっと今それに気づいたとは。
体の中で一番重いのは心だろう。
by : もび 2006-12-05 19:53:12
ああ、確かに心が一番重いです。
身体が軽く感じるのも、重く感じるのも心です。
いっそ切り取ってしまえば…と思ったり、
これこそが本当に大切なんだと思ったりします。
やっかい!
by : Rinken 2006-12-06 14:41:16
体は鍛えてしまえば疲労や苦痛に対して
ほとんど無敵になれますが、心はばかりは
そういうわけにもいかないですな。
やっかいでございます。
0時までに家に帰りつきそうにないので、今日の詳細は明日記すことにする。
まだ帰宅途中。
誠に申し訳ない。
第一章 青山
きのう。
打ち上げなのか歓迎会なのか詳細は不明だったが、夜、弊社の者5人で韓国料理店に行った。
なかなかいい感じのお店で、気がつけば3時間半も居すわっていた。
どういうわけか、かなり楽しんだ。
(学生時代の飲み会は、こんなに楽しくなかった気がする。)
にしては、何を話したのかあまり覚えてないが。
新人さんふたりが思いのほかお酒に強く、やはり社内でアルコールに耐性がないのは私だけだということを強く自覚。
これは持って生まれた才能だし、過去に努力をした時期もあったので、私に責任はないということにしておく。
久々に0時を過ぎて帰宅した。
奥さんにはたいへん申し訳ないことをした。
第二章 芝
きのうの帰りに一番「ヤバかった」のは、弊社Yさんらしい。
しかし、いきなり車道に飛び出ようとしていたという点ではNさんもヤバかったと言えるし、終電を逃しかけたという点ではS代表やHさんもヤバかったと言える。
やはり健全な一日を終えたのは私だけのようだ。
今日はお客さんからのメールのタイトルに「まじで」ということばがついていた。
会社同士のヤリトリとして、ありえないタイトルだった。
そのメールを出した人の年齢から考えても、おかしいことこの上ないものであった。
夜はなぜか会社で、堀江被告が出演していたテレビ番組の上映会。
ちょっと笑えたが、やはりもう少しダイエットが必要だろう。
「好きな人ができた」と言って出て行った夫が、あとから戻ってきて「愛してる」と言うのは、龍の巻き物に Defensive Bite の能力がついているようなものだ。(*1)
*1. 何かもうあきれてしまったので、遠まわしにすることもなく、直書き。
またしても会社から。
最近帰宅が遅くて、本当に奥さんには申し訳ない。
今日は特に一日が長かった。
SSH接続がサーバに拒否され始めたのをかわきりに、それ以外にもさまざまな問題が弊社に押し寄せてきて、最後は出稼ぎ中のZさんの助けまで借り、夜も更けた先ほどやっと落ち着いたところ。
Zさんには本当に助けられた。
作業が完了したときには拍手までわき起こった。
もはや感動的であった。
一日中どきどきはらはらして疲れた。
目が痛い。
チョコレート味のソフトクリームが食べたい。
夜更けの会社でひとり、FALCOを聞く。
遅い時間でもけっこう電話が鳴る。
夜のオフィスの留守番など、するものではない。
仕事がどっさりあるのは楽しいが、ドキドキはらはらな毎日を過ごしていると、少し疲れて来た。
今日の帰りは自転車に抜かれるかもしれない。
お昼は会社を空にして、その場にいた全員でカフェに出かけた。
弊社S代表はカフェが苦手だということが判明。
彼はいったい世の中にいくつ苦手なものがあるのだろう。
たまには昼食がパンというのもOLっぽくておもしろい。
そろそろ会社のデスクトップの壁紙を変えようと思い、いろいろ検索したが、あまりパッとしたデザインのものが見つからない。
現在の獣王記「マーマン」の壁紙の色合いが最高すぎる。(*1)
さて、帰ろう。
*1. http://a-beast.sega.jp/images/wallpaper/merman1280_1024.jpg
by : てつ 2006-12-09 01:52:59
ファ・ファ・ファ・ファ・ファルコッ!
次回のファルコオフは2月予定です^^
ひょっとしたら電話はViennnaから?
by : もび 2006-12-09 11:57:59
「ドキドキはらはらな毎日を過ごしていると、少し疲れて来た。」
「たまには昼食がパンというのもOLっぽくておもしろい。」
ああ、Rinkenさんならではの日記です。
by : Rinken 2006-12-09 23:51:36
> てつ殿
そうなんですよ!
赤いシャツに黒いネクタイで「オ〜オォオ」と踊ってしまうところでした。
2月までに他のアルバムも聞いて、今度こそぜひ参加したいと思っています。
> もび殿
そんな何のヘンテツもない部分が私ならではなんですか?
まあ、自分で自分のことはわかりにくいといいますから・・・。
それが忍び。
by : もび 2006-12-19 18:38:43
ヒントは、けものみちプロフィールの貴方の画像ですよ…
by : Rinken 2006-12-20 22:43:34
ますますわからなくなりました・・・。
雨。
冷や汗をかいて目覚めた。
全部終わったと思っていた仕事のプログラムにやり残した部分があることが発覚する夢を見ていたからだ。
こういう夢を見るということは、きのうやっていた仕事がたぶんどこか終わってないのだろう。
やろうと思っていたがすっかり忘れている作業があることを、意識の下の自分が気づいたに違いない。
それはそれでいいとして、やり残しがあることを夢の中で私に指摘したのが、弊社Nさんではなく、中学時代の友人の山本くんだったことが奇妙だ。
これはさっぱり意味がわからない。
夢は覚えていたらその解釈をきっちりつける主義なのだが、今回は解決しそうにない。
夕方、弊社レンタルサービスから借りてきた「LOST」というDVDを2話ほど見た。
テレビで紹介されていたので、最初の方の大筋は知っていたのだが、ちょうどその知識が切れるところで2話めが終わってしまったからたまらない。
夜、奥さんとコンビニエンスストアに出かけたころには雨はやんでいた。
空気がやたら冷たかった。
一週間お疲れ様でしたということで、夕食は奥さんと焼肉屋へ行った。
確かに週の後半は連日帰りが遅かったので少し疲れが残っている。
また明日から一週間が始まるので、肉パワーで全回復してくれるといいのだが。
夜眠れなくなるといけないので、夕方眠ってしまわぬよう努力した。
マニュアルにない裏仕様(*1)をまたひとつ増やした。
今日ほかにやったことと言えば、自分のデスクトップ用の壁紙を作ったことと、HELLのBAALを倒したことぐらい。
↓きのう奥さんが炊飯器で焼いたパン。美味。
*1. たとえば「魔犬」の巻き物は「犬」の巻き物の段位に応じて抵抗力ボーナスがつく。
「犬」と「魔犬」の段位がともに7段の状態で「魔犬」に変身すると、凶悪に強くなる。
9段の「龍」よりも強い。
ただし、龍と違って、同じ土地にいるプレーヤーの抵抗力を上げる能力はない。
だったので、たらふく食べさせていただいた。
ただ、「洋酒」の入ったお菓子だったので、食後に眠ってしまった。
うかつだった。
Zさんはいらぬ励ましを受けてややご立腹。
今日も遅くなったので会社からこれを記す。
まだまだ書きたいことはあるが、もう夜も更けたのでこのくらいで帰ろう。
きのうよりは少し早く仕事を終えたので、今日こそは家で日記。
なんだか連日「仕事をした感」がものすごくある。
お客さんからの連続攻撃を前線でくらっている弊社Nさんにも頭が下がる。
夜こっそりアイスクリームをくれたZさんにも頭が下がる。
「にゃんパズル」という、ぐっと心をつかまれるネーミングにも完敗だ。
帰りの電車の中にいた知らないおじさんが、つれの人と話しながら顔をしわくちゃにして笑っていたのだが、その表情が刑事コロンボに似ていて、ちょっとうらやましかった。
※ タイトルからわかるように、今日の日記は Sign 'o' the Times の曲に合わせて歌うことができる。
後半は難しいが。
ウワサをすれば、影。
驚いたことに、今まで一度も弊社に来たことのないお客さんが突然弊社オフィスにやって来た。
差し入れのお菓子をたくさん持参して。
いったい何事だったのだろう。
弊社Nさんの驚きようと言ったらなかった。
(残念ながら、この謎は解決していない。)
人は池袋に行くと、いったい何をすべきなのだろう。
それが問題だ。
帰りにZさんは、横断歩道をわたる人物の後姿を見てひとこと、「あれはタダモノではない。」
まあ、言わんとするところは把握できた。
肝心な点は、その気になれば後姿だけでも人に衝撃を与えることが可能だということだろう。
自分がそれを実行するとなると、念入りな準備と深い知識と経験が必要ではあるが。
隣人に平和は訪れたのだろうか。
気にはなるが、こちらから聞くことでもない。
夜は雨。
今思えばほんの些細なことにかなりの時間をついやした一日。
運の悪いときもある。
結果がどうであれ、すべての過去はこれからの力になる。
今は心の重さを感じるが、たぶんそのうち感じなくなるだろう。
忘れるからではない。
強くなるからだ。
忘れることはない。
ふりかえることもない。
いつものように自転車を抜き去りながら走るのみ。
聞き飽きたかもしれないが、悲しみはもはや私の敵ではない。
ただときどき胸が痛むだけ。
朝は毎日美しい。
夜も更けた会社から。
アルバイトの方々にはご飯も食べずに遅くまで働かせてしまって本当に申し訳ない。
何か埋め合わせをせねば。
私の仕事は、どっさりあるわりには順調なペース。
たぶん決め手は早起きだ。
"Alles klar, Herr Kommissar?"
は
"Got that, Mr. Commissioner?"
という意味だと知った。
弊社Hさんが見た回の「ムトゥ」でも、馬車が崖を飛び越えるシーンで拍手がまき起こったそうだ。
朝から自転車をすっとばして東大のそばの病院まで。
今日は半年に一度の採血の日だ。
痛い注射もがまんして、無事終了。
前回(六か月前)の結果も特に問題はないとのこと。
もう大丈夫な気がするので行かなくていい気もするが、また半年後に来てくださいと言われた。
次は来年の六月だ・・・。
夜は奥さんのリクエストで、となり町のラーメンを食べに出かける。
奥さんは帰りにスーパーで私の靴下を購入。
おやつも購入。
顔のニキビが治って来たので、ほんのちょっとだけ、チョコ解禁。
「ぺロティ」を買ったと思って商品をよく見てみると、「ペロタン」と書いてあった。
そう言えば私の兄は昔、このチョコレートにまつわるニックネームで呼ばれていたような。
明日は雨らしい。
予報では今日は雨ということだったのに、外から雨の音は聞こえず。
外に出ていないので、詳しくは知らないのだが。
きのう血を抜いたせいか、いつもより自分の動きがのろかった気がする。
とうとうわが家のAVアンプが壊れたらしい。
CDを聞いていたら突然カチっと音がして、無音状態に。
しばらくほうっておくとまたカチッと音がして、音楽が流れ始める。
たぶん15年以上休まず働き続けてきたので、老衰したのだろう。
わが家の電化製品はいろんなものが「老いて」しまった。
夜、テレビで「007 リビング・デイライツ」という映画をやっていた。
私は高校時代から何度も見てきたが、奥さんはこれを見るのは初めて。
見ているといろいろなシーンがカットされていて、これでも話がわかるんだなぁと妙に感心してしまった。
夜、弊社Nさんとともに会社を出たら、会社のすぐそばの交差点で、HGと呼ばれ弊社に親しまれているお客さんに遭遇した。
駅まで三人で歩く。
Nさんは帰る方向が同じなのでお客さんと同じ電車に乗ったことだろう。
毎日はチャレンジの連続だ。
きのう一日部屋にこもっていたせいか、おそろしく体が軽い。
帰りに信号ダッシュをおこなったが、そのままどこまででも加速していきそうでちょっとヤバイなと思ったので、適当にスピードダウン。
そのあとはジョギングのペースで家まで。
帰宅直後、走ったあと急にすわり込むのは良くないので、部屋の中で立ったままポーの短編を読む。
このような奇行も、説明すれば奥さんはちゃんと理解してくれる。
夕食を食べながら、弊社レンタルサービスから借りてきた"LOST"というDVDの続きを見る。
第三話めを見終わり、もう一話見たいところだったが、時間の関係上、ぐっとこらえて上映終了。
エプロンの準備は整った。
*1. タイトル
最後に勉強してからすでに10年が経過しているため、多少の間違いは見逃していただきたい。
by : もび 2006-12-19 18:37:36
よし!クールダウンに用いた短編の題名を言いなさい!
by : Rinken 2006-12-20 22:42:50
「モルグ街の殺人」です。
タイトルの、
始めの文字は昔の音を失った。
(ペルディディト・アンティクム・リテラ・ペリマ・ソヌム)
がヒントでした。
by : もび 2006-12-21 00:00:40
アーッ!!確かにものっそいヒントだった…!
罰としてアッシャー家の崩壊に巻き込まれてきます。ノシ
by : Rinken 2006-12-22 00:07:24
Have I not heard her footstep on the stair?
Do I not distinguish that heavy and horrible beating of her heart? Madman!
Madman! I tell you that she now stands without the door!
という感じでしょうか。
弊社忘年会。
パスタ → 陶芸教室 → ケーキ → カラオケ → ベトナム料理。
この日記を0時までに書けるギリギリの時間に家に到着。
常に楽だが感情をなくしてしまった私より、悲しみで涙する若者の方が、断然、未来は明るい。
時間をかければ人間は驚くほど強くなれるのも知っている。
振り切れぬ過去などない。
また何か楽しいことを企画するべし。
弊社Hさんが複雑な理由により Bob Dylan のCDを持っていたので、聞かせてもらった。
Like A Rolling Stone 以外に知っている曲はなかったのだが、実に見事な曲ぞろいで、最近の私の生活にもマッチしている感じがして、なかなか気に入った。
インターネットでこのアルバムを検索しても、日本のCDなのに、海外のショッピングサイトで「輸入盤」として紹介されているページしか見つからないところを見ると、実はものすごいCDを聞いてしまったのかも。
そのHさんが今度はノートにかなりイカす猪の落書きをしていたのだが、なんと、その絵をPC上の画像にしてもらい、いただけることになった。
来年の年賀状の絵はこれに決定。
私が年賀状に自分の手描きの絵以外のものを使用するのはかなり稀だが、とても気に入ったので今回は例外。
さすがプロのデザイナーだ。
夜はオフィスでボクシングの試合を観戦。
外国人の方を応援。
前回はかなり強く思えた外国人だが、今日はイマイチきれがなかった。
今日が年末控除うんたらかんたらの書類を会社に提出する期限日だったのだが、必要な控除証明書を一枚家に置いてきたことが判明。
お昼に奥さんにはるばる山の手線を半周してもらい、持ってきてもらった。
駅まで奥さんに会いに行くときに、昼食で外に出た弊社NさんとYさんもいっしょだった。
Yさんは私の奥さんと初対面。
奥さんをお昼を誘ったが、すでに食事を済ませたあとということだったので、またの機会にということに。
改札の内側で奥さんと別れたあと、そのまま三人で駅ビルの中のディズニーランドっぽい(?)お店に入り、昼食。
初めてだがなかなかいい雰囲気のお店だった。
食後に会計士さんと合流して、四人で帰社。
家から持ってきたお弁当のサンドイッチは、あとでおやつとして食べた。
午後はスタイルシートの恐怖を少し味わう。
TさんのMacはUSBケーブルがないためプリンタにつながらず。(*1)
22時を過ぎてから、まだやる仕事があることが発覚したりもしたが、明日の朝からやることのリストだけ作って帰って来た。
牛の角までたぶんあと数日。
*1. Tさんはふらりとやってきて弊社のお誕生日席で仕事をして行く、新手のデザイナーさん。
岡山出身。
夜も更けた会社から。
あまりに眠いので20時ごろに打ち合わせテーブルの席を二つ並べて、その上で寝た。
眠った時間は30分から1時間ほどだったと思うが、けっこうスッキリした。
今日は弊社YさんとHさんが、会社のそばのインドカレー屋にデビューした日だということだけ記しておこう。
さて、早く家に帰ろう。
よく働いた一週間だった。
買いものに、奥さんと池袋へ出かけた。
まずは年賀ハガキを購入。
次にわが家のラット「かのん」へのクリスマスプレゼントとして、靴下を購入。(*1)
奥さん用と自分用のクリスマスプレゼントは、CDやDVD。
奥さんは編み物用の毛糸なども購入。
これ以上荷物が増えたらたいへんなので、今日はUFOキャッチャーはやらず。
今日の昼食はサンシャイン地下のさぬきうどん。
夕食は私がお気に入りのインドカレー。
カレーを注文すると店員さんが、「辛いですけどいいですか」と尋ねてきた。
かつて、この店の本店(*2)で毎日昼食を食べ続け、朝インド人の店員さんに挨拶されるまでになった私にそんなことを聞くとは、ほほえましい。
といいつつも、やはり首を流れる汗をハンカチでぬぐいながらカレーを食べたことは否定できない。
これから、帰りに買ってきたケーキを食べながら、本日買ったDVD「アマデウス」を奥さんと見る予定。
くれぐれも、FALCO とは関係ない。
↓ギーゴ前で見かけたリラックマ。
*1. ラットが靴下をはくのではない。
ラットは寒い日に靴下の中に入って眠る。
*2. 本店は神田と秋葉原の中間地点にある。
ある方に長いメールを書いて、出す前にそれを読み直し、ちょっと口調が強すぎる気がするので、最初から書き直し。
そんなことをくり返すうちに、自分でも強弱の程度の判断がつかなくなり、最後はもう思ったことをそのまま書いて出してしまった。
疲れてしまって何もしないよりは、断然いいに違いないから。
(別に賛同は求めない。責任もきちんと自分でとる。)
**
今日は年賀状を作成した。
といっても、途中まで。
元日に届くようにするためには、そろそろタイムリミットだろう。
会社のデザイナーさんに描いてもらったイノシシは、奥さんも大絶賛。
わが家のすべての年賀状にそのイノシシが印刷されてしまった。
**
目覚めると私の机の上にプレゼントが置いてあった。
奥さんから。
嬉しかったが、私の方からは特に何もしてないので、申しわけない気分。
プレゼントに色鉛筆とスケッチブックが含まれていたので、さっそく私のトレードマークのトカゲをスケッチブックの一枚目に描画。
けっこう「生きている」トカゲが描けたと思う。
今日の夕食もクリスマス色の強い夕食だった。
もちろん食後にケーキも出た。(*1)
**
「アマデウス」という映画を少なくとも10年ぶりぐらいに見た。
前回見たときと今回とでは、感銘を受けるシーンが多少異なっていた。
それが年月というものか。
それにしても、恐ろしく見ごたえのある映画だ。
*1. 奥さんが作ったもの。
驚いたことに、きのうメールを出した方に何とか気持ちが伝わったようだ。
期待していなかっただけに、喜びも大きい。
実は誤解していたのは私の方だった気がしてきた。
年の暮れ。
仕事はあと片付け的な雰囲気を帯びてくる。
毎年、新春の訪れの前に、この情緒を味わう。
どことなくわくわくし、どことなく切ない思い。
ただ年が変わるというだけなのだが。
前と比べればマシになった。
本人がそれを少しでも肯定してくれれば、私はまた明日から勢いよく道を走ることができる。
ただ、私のせいで思い出さなくてもいいことを思い出してしまっていたらと考えると、恐怖に背中を突かれることもある。
友人がしっかりと道を歩き出すのを見届けるまでは仕方がないことかも。
私が過去に絶対に裏切らない人間がいることを実感させてもらったように、私もそれを人に伝えていく義務がある。
また夜の会社で熟睡してしまった。
今日もまたオフィスからこれを記す。
朝から雨。
弊社Nさん情報によると夜遅くなるほど雨は強くなるとのこと。
弊社Hさん情報によると雨は28日まで降り続くとのこと。
弊社S代表情報によると焼肉は広い店で食べたいとのこと。
今日はみんなに「スニペットって知ってますか」と聞きまくった一日だった。
もちろん知っている人は誰もいなかった。
なぜなら、それがスニペットなのだから。
ひとつの傘を8年使い続ける人もいる。
私はどうして傘との相性が悪いのだろう。
いつも傘の方から私の元を去っていく。
どうやら家に帰ってからでは間に合わないようなので携帯電話から。
今日の詳細は明日記すことに。
毎度毎度、申し訳ない。
第一章 きのう
普段と違うことをした日。
彼は本当にお酒を飲むのが好きなんだなと思った。
気温が高く、ときおり窓を開けて過ごした。
少しずつ、事態はいい方向に向かっているのを確かに嗅ぎとった。
彼女がメガネをとった顔を見たのは、もうながらく会社でとなりの席にいるのに、今日が初めてだった。
前日の天気予報に反して強い日ざしがオフィスに差し込んできた。
ふと昔のことを思い出して、忘れかけていた重圧が数秒、私の胸のあたりを支配した。
朝、会社に向かう電車の中で汗が止まらなかった。
しかし、環境や感情に負けていたのは昔の自分。
自分が透明になると身近な人たちの気持ちがなだれ込んでくる。
それが普通の人間なら、どんなに重くともその道を進むべし。
第二章 今日
今日もまた気温の高い一日。
一日の後半は特にこれといった仕事もなかった。
無理矢理やろうと思えばやることはあったのだが、何だかもう「今年は終わった」という感覚が強かった。
最後に一発、ちょっとした問題があったが、弊社Nさんの機転により、簡単な作業で解決することができた。
5人の人間のうち、3人までが「押しピン」ということばになじみがないという非常事態。(*1)
ちなみに、奥さん(大阪出身)に「てれこ」ということばを知っているか聞いてみたところ、即座に「テープレコーダー」という返事がかえってきた。
世の中にはまだまだ私の知らない世界がある。
*1. 押しピン
私の実家の方では画鋲のことをそう呼ぶ。埼玉でもそうらしい。
*2. てれこ
物事を入れ違いにすること。関西弁らしい。
**. てんでに
「皆がそれぞれに」という意味らしい。主にN家で使われる。
今年最後の出勤日。
といっても、今日はオフィスの大掃除の日で、仕事はなし。
掃除を終え、カードゲームをして、夜はみんなでお好み焼きを食べに行った。
今回はみんなのお酒の量はそれほどでもなかったのだが、やはり酔っ払って調子の悪い人が出てしまった。
電車に乗る前にしばらくカフェで休憩。
休憩のおかげで完全に回復してくれたようで、今日は私も安心して帰ることができた。
次にみんなに会うのは来年。
全員が元気で会社に来てくれることを祈る。
時間がなくてカードゲームの決着がつかなかったのは、心残りだが。
年末年始の連休が始まった。
まずは、眠る。
たとえ欲していなくても、休憩は定期的にとるべき。
一年の疲れを強引に回復させようとするかのごとく、暗くなるまで眠った。
夕食は奥さんと外に出かけた。
焼肉屋で、にぎやかな店内から「味のイナバウアー」ということばが聞こえてきた。
わからない。
店を出る時に店主のおじさんが「来年もよろしくお願いします」と丁寧な挨拶をしてくれた。
『今やぼくは、友人の狂気にも何か秩序らしいものがあることを理解しはじめた。』(*1)
実は、以前から見て見ぬふりをしていたものがある。
そもそも生きるということは死への道を歩むということ。
それに関して特に恐れを抱いたことはない。
今持っているものをすべて失ってしまうことも、そんなに私を落胆させることではない。
世の中のすべての人間に嫌われてしまっても、それが当たり前のように生きていける自信がある。
そんな自分にも踏み込むのを躊躇する道がある。
不思議としか、今は言いようがない。
*1. 小学生のときに買った本「ポー名作集(丸谷才一訳)」の196ページ。
奥さんはもう眠ってしまっていたが、好意に甘え夜中に部屋の電気をつけたまま、ひたすら本を読む。
しかし、その結果、予想とは反する気分になった。
明け方に数時間も湯舟につかり、部屋に戻ってくると午前6時になろうとしているところだった。
眠る。
私の寝ている間に奥さんは洗濯したり買いものに行ったりしたようだ。
朝の呆然とした感覚を引きずったまま目覚め、しばらくパソコンの前にいたあと、また眠る。
今度目覚めたときには夕食が用意されていた。
鴨鍋に年越しそば。
テレビでは毎年恒例のNHKの歌番組が進行していた。
食後も奥さんは歌番組を見続け、私はパソコンの画面で"The Age Of Innocence"という映画を見る。
何年ぶりかはわからないが、とにかくこれを見ずにはいられなかった。
今年もあと一時間を切った。