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人生は旅のごとし(二) |
184. 人生は旅のごとし(二) by Rinken 2006-09-19 23:03:17
【第三章】 きのう
夏休み三日め。
奥さんと福島県の喜多方へドライブ。
午前8時20分ごろレンタカーで東京を出発し、パーキングエリア「上河内」で宇都宮名物の餃子を食べたりしながらも、ちょうど13時ごろ喜多方に到着。
東京を出たころは大雨だったが、喜多方に着くころには快晴だった。
まずは目的のラーメン屋へ。
喜多方市内はラーメン屋だらけだったが、やはりわれわれが行ったこの店だけ行列ができていた。
ラーメンを食べたあとは、喜多方市内をぶらぶら。
喜多方は「蔵とラーメンの街」らしい。
市内散策のあとは、市外にある道の駅「喜多の郷」へ行き、自然を満喫。
観光案内所のおばさんが話し好きだった。
再び市内に戻り今夜のホテルをとって、今度は喜多方駅の方へ歩いて散策に。
夕方6時台にしてほとんどの店が閉まり、町はすでに暗く、人の気配もない。
さすがだ。
【第四章】 今日
夏休み四日め。
ホテルをチェックアウトして、朝から喜多方ラーメン。
きのうとは別の店だ。
朝なのにけっこう店内にお客さんがいた。
朝食を済ませると、猪苗代湖に向かう。
今回のドライブの目的は、
1. 喜多方ラーメンを食べる
2. 猪苗代湖に行く
だったので、これがラストミッションだ。
午前10時半ごろ、猪苗代湖に到着した。
猪苗代湖でもやはり、私は秀真(*1)のマネをする。
せっかくなので猪苗代湖を車で一周した。
湖際を走り続けようとすると、すごい田舎道をけっこうな距離走ることになったが、なかなか楽しい冒険だった。
途中で農家のおじさんにこの先は行き止まりだと注意されたりもした。
平日の昼間だったこともあってか、湖の反対側には人気がなかった。
猪苗代湖を一周するとちょうど15時ごろだったので、そのまま高速道路に入り、帰路へ。
帰りもパーキングエリア「上河内」で餃子を食べる。
途中栃木あたりで大雨になったが、東京に帰り着くころには晴れていた。
ちなみに、車中でのBGMは、行きはプリンスの「3121」、帰りは「The Nightmare Before Christmas」のサントラだった。
*1. 朧一族最後のひとり。
185. by noopy 2006-09-20 13:21:56
なんだかゆったりとしてすてきな旅ですね。
たっぷりとリフレッシュできたようで何よりです。
喜多方でのラーメンはやはりお店お店では味やめんは違うのですか?
186. by もび 2006-09-20 20:07:26
当主ー!うしろー!うしろー!
落ちたら死ぬー!
187. by Rinken 2006-09-20 22:58:18
> noopyさん
基本的なラーメンのタイプは同じでしたが、
やはり店によって、つゆの風味、麺の形などが
違ってましたよ。
今回の旅で、喜多方ラーメンがどういうラーメンか
理解できた気がします。
> もび殿
水没は死、それがシノビ。
(でも猪苗代湖はおそろしく水がキレイでしたよ。)
190. by もび 2006-09-21 21:01:13
昔はダムのせいで、「水がキレイな湖」ってのは矛盾な形容詞になってたんですが、
時間が流れて自然が少しずつ浄化していったのかも…
水の澄んだ美しさが、これからの季節、
冬の寂しい静謐を予感させるような
暖かくも少し寂しい写真でした。
そんな風景の中で、
側に手を繋げる人が居るのは幸せだと思います。
192. by Rinken 2006-09-21 22:56:21
なんと詩的な表現をなさいます!
確かに人がほとんどいなかったことや、
私の心中のさまざまな事柄も踏まえて、
あたりに何らかの「寂しさ」が漂っていたことは
否定できません。
「こんな旅で奥さんは満足なのかな・・・」という
思いもありましたし。(忍)
193. by もび 2006-09-22 20:49:08
僕には女性の気持ちは良く分かりませんが、
Rinkenさんが心から楽しんだり、気遣いすぎて不安だったり、いろんな表情をしていたのなら…
奥さんは満足だったのじゃないでしょうか。
195. by Rinken 2006-09-22 23:53:49
私にも女性の気持ちは良くわからないので
ありがたくそう思うことにいたします・・・。